一昨年くらいから部屋の温度を測定している。長い目で見ると季節にともなって室温が上下するが、面白いことに短い目で見ると室内の温度は思ったほど変化がない。
建物が鉄筋コンクリートなので熱の伝達率が低そうなことや、集合住宅なので上下左右にも人が住んでいるということもあると思うが、外気温の一日の最高気温と最低気温の間での変化の室温への影響はほとんどゼロと言ってもいいくらいだ。
一方で、変化がよくわかるのはエアコンをつけた時である。エアコンをつけたとき消したときは如実に結果に表れるので、エアコンをつけっぱなしで寝落ちをした翌日には温度変化を見てあらためて残念な気持ちになることが可能である。
下のグラフは一年間の温度変化である。濃い緑が一日の平均的な室温で、薄い緑が一日の中での温度変化の範囲である。先にも述べたように外気温の影響はゆるやかであるので、薄い緑の幅が大きい部分が実質的にエアコンの活躍と考えて問題ない。温度の測定は特に校正もしていない温度センサーであるので数値自体の正確性は期待してはいけない。

このグラフを見てわかるのは、わが部屋の生活温度は一年を通じて25度であるということだ。そのうちで5,6,9,10月は薄い緑の部分が少ないので、特にエアコンを使わなくても快適な春と秋に相当すると考えられる。7,8月はグラフが上に伸びているので、平均的には暑いところをエアコンで下げている夏に相当すると考えれる。そして、残りの1,2,3,4,11,12月が平均的には寒いところをエアコンで上げている冬に相当すると考えれる。(11月は長めの出張があったため寒いままの部分がある。)
このエアコンの尺度で考えた季節感では驚くほど冬が長いことが分かる。春夏秋がそれぞれ2か月なのに対して冬が6か月である。夏には暑さを我慢して電気代を節約するといった種類のステレオタイプなイメージがあるが、本当に対策が必要なのは冬だということが改めて実証されたと言えるだろう。